会報No.131掲載


リハビリ賛歌                    

かまた きよみ

 

一年半の長い間、中断していた私のリハビリは平成27年12月より「ひだまり」という、理学療法士と看護師がつくるグループと連絡が取れ、再開することが出来ました。

 

月、金と週2回。1回はリハビリ、続いて1回は私の身体保健を中心としてテーマを決め、若い先生が頑張って、私の部屋(スノーハウス2階206号)まで来てくれます。年齢的には私の年齢(78歳)の半分くらいでしょうか。私の子供たちの40代後半とも孫の20代とも重ならない丁度よい年代だと思います。女性二人のお話は各々個性があって面白く、明るい笑い声と共に心の皺を伸ばしてくれる、私にとっては何よりのリハビリです。

 

もともと45年間という長期間のパーキンソン病の痕跡と、さらに1年半のリハビリ休業によるコンプレックスもあってか、椅子から立とうとすると足が真っ直ぐにならず、膝にもふるえが起こりなかなか立てない。先生は「なーぜ?」と不思議そうに私の顔をのぞき込み、表情を読み取ろうとする。「いや、今足だけでなく頭の中もななめになっているんです。ホラ、世界がみんなななめに見える」と支離滅裂な言葉を口走る。

 

汗が出る。くしゃみも出そうだ。油断すれば、ヨダレも出るだろう。そのために私の部屋のベッドの上、テレビの前、机の上、車椅子の上、いたるところにタオルが置いてある。

 

先生はまず私をベッドの上に座らせ、慣れた手つきで、血圧、熱、脈などを測定していく。この座っている間に肩のマッサージをして貰う。肩が凝っていないで足の痛い時には足をもんでくれる。そして、この一つ一つの指導が、リハビリの座位保持、そして立位保持、屋内での歩行へとつながって行く訳です。

 

リハビリは決して難しいものではありません。それは、私たちの日常生活をより細やかに深めていくものだということで、この報告を終わりたいと思います。